カウアイ・ビア・カンパニー|カウアイ島のおすすめグルメスポット

カウアイビールのフライト(テイスター) ビールを飲む

ハワイでもっとも緑が濃く、ガーデン・アイランドのニックネームを持つ「カウアイ島」。オアフとくらべて素朴で、ゆったりとした時間が流れています。

カウアイ島でも美味しいクラフトビールを楽しみたい!

そんなあなたにオススメしたいのが、カウアイ島の玄関口、リフエ空降から車で6分ほどの場所にある「カウアイ・ビア・カンパニー

カウアイ・ビール ・カンパニーのロゴマークはニワトリが目印
ニワトリがトレードマーク

カリフォルニアから移住したJim Guergerさんと、カウアイ島で育った息子のJustinさん(現ヘッドブルワー)が2013年12月にOPEN。

参考サイト(英語)
Kauai Beer Company -About-

エールを定番ビールとするブルワリーが多い中、このブルワリーの定番はすっきり系ラガー2種。これが大きな特徴。

バーガーやチキンウイング、日本人の心に響くカレー風味のフライドポテトなど、これ絶対ビールに合うでしょ的なフードもおすすめ。

こんなカウアイ・ビア・カンパニーの雰囲気、クラフトビールや食事、空港からの行き方などを紹介します。

ブルワリーの外観

カウアイ・ビア・カンパニーの外観は大きなニワトリが目印。
ライス(お米)ストリートにある麦酒のお店

カウアイ島はニワトリ天国。街中はもちろん山やビーチのいたるところで野生化したニワトリが歩き回っています。

そんなニワトリがカウアイ・ビア・カンパニーのトレードマーク。

ブルワリーの店内

カウアイ・ビア・カンパニーの店内
落ち着きのある店内

内装は白とベージュを基調にしたシンプルなデザイン。全体のキャパは40~50人強といったところ。

カウアイ・ビア・カンパニーのバーに座っている様子。
何飲もうかね…

10人強が座れるバーカウンターもあります。壁にかけられた色とりどりのメニューを見ながら飲みたいビールを選べます。

バーカウンターの奥、ガラス越しに見える醸造スペース
この奥が醸造スペース

バーカウンターからは、ガラス越しに醸造スペースを眺めることができます。

クラフトビールのオンタップ情報

クラフトビール8種の飲み比べ。左から順に紹介します

(2019年4月現在の情報です)

①リフエラガー(ABV 4.6%、IBU19)

定番ビール。

クリスプで飲みやすく、はちみつを思わせるような風味。クセが少ないので、どんな料理にも合います。

②ブラックリムジン(ABV 4.8%、IBU39)

定番ビール。

炒った麦芽のロースト感とモルティーさをしっかりと感じつつも、スッキリとした味わいのダークラガー。ブルワリーの第一号ビール。

③オーストリアン・チキン(ABV 5.3%、IBU 26.5)

季節限定ビール。

モルティーで味わい豊か。酸味もあって飲みやすいヴィエナラガー。

④ゴールデン・アルマジロ(ABV 6.4%、IBU 38.7)

季節限定ビール。

ホッピーなペールエール。苦味は控えめで後からじんわりと。

⑤ビアカンパニーIPA(ABV 7.4%、IBU 64.7)

季節限定ビール。

柑橘系の皮を思わせるアロマ。苦味と渋みのパンチが効いたフルボディーなIPA。

⑥ピンクブーツIPA(ABV 7.4%、IBU 68.3 )

季節限定ビール。

ピンクブーツ・ソサエティーの女性たちが手がけたビール。ビアカンパニーIPAのベースに、独自にブレンドしたホップをドライホップという手法で加えて醸造。甘苦くて濃厚。

ピンクブーツ・ソサエティーとは、ビール業界で働く女性のキャリアップの支援と奨励を目的に設立された団体です。

参考サイト(英語)Pink Boots Society

⑦トリ・センテニアル(ABV 10.3%、IBU 135.7)

季節限定ビール。

強烈な苦味と濃厚なコク。カウアイビアの300バッチ目の記念ビールとして醸造されたトリプルIPA。

⑧トリ・センテニアル・ナイトロ Ver.(ABV 10.3%、IBU 135.7)

季節限定ビール。⑦のナイトロ(窒素)バージョン。

飲んだ直後の甘みの強さ、ナイトロならではの舌ざわりのクリーミーさが普通のトリ・センテニアルとは全くの別物。後半に感じる強烈な苦味と濃厚なコクは関わらず。

今どんなビールを飲める?を調べる方法

カウアイ・ビア・カンパニーで飲むことができるクラフトビールを調べる方法。

公式WEBサイト Kauai Beer Co.

定番ビール、季節限定ビールやイベントなど、まとまった情報を知りたければここをチェック。

「DRAFT BEER」の下に書かれている『Updated on (日付、時間)』が新しければ新しいほど、情報の確実性が高まります。

Instagram(インスタグラム)@kauaibeer

新ビールのリリース情報、イベント情報を知ることができます。最新情報を知りたければインスタが便利。

生ビールの値段

サンプル(テイスター)

カウアイ・ビア・カンパニーでもビールの飲み比べ(ビアフライト)ができます
クラフトビールの楽しみ方の一つが飲み比べ

一度にオーダーできるのは一人あたりMAX6杯。

1杯あたり4oz(118ml)。6杯だとパイント1.5杯分、ゴブレット2杯分の24oz(708ml)。量的にはこれで十分かも。

ゴブレット(スニフター)

カウアイ・ビア・カンパニーの定番ビールの一つ、クリスプなリフエラガー。
黄金に輝くリフエラガー

お腹いっぱいだけどもう一杯とか、ナイトロVer.(ちょっと高めの$8)を飲みたければゴブレット(スニフター)で。

パイント

カウアイ・ビア・カンパニーのグラウラー(左)とゴブレット(スニフター)
左はオーストリアン・チキンのパイント。右はブラックリムジンのゴブレット。

豪快にグビグビ飲みたければパイントでしょう。

サンプル、ゴブレット、パイントの価格帯は以下の通りです

 容量価格
サンプル4oz(118ml)$2~3.25
ゴブレット12oz(355ml)$5~5.25 (*$8)
パイント16oz(473ml)$6.25~6.75

グラウラー

カウアイ・ビア・カンパニーのグラウラーはステンレス製でこれまたおしゃれ
ここのグラウラーは全てステンレス製

定番ビールのリフエラガーとブラックリムジンの2種のみ、グラウラー(詰め替え用の容器)で持ち帰れます。

 容量ビールの価格
グラウラー32oz(946ml)
64oz(1,890ml)
$10
$19

グラウラーは4種。容器だけの値段は全サイズ共通で$20。

・32oz(シングルウォール)
・32oz(ダブルウォール)
・64oz(シングルウォール)
・64oz(ダブルウォール)

シングルウォールのメリットは①軽い②小さい③冷蔵庫ですぐ冷えること。デメリットは保冷効果がないこと。

ダブルウォールのメリットは①保冷効果がある②鮮度が落ちにくいこと。デメリットは重くて大きいこと。一度温度が下がったら冷やしにくいです。このあたりは好みですね。

グラウラーについては以下ブログもおすすめ

グラウラー(クラフトビールの詰め替え用容器)

【グラウラー】ハワイのクラフトビールを生で持ち帰る1つ目の方法

食べ物も美味い

フードメニューも充実。食事とビールのペアリングを楽しむのもおすすめ。

参考サイト(英語)Kauai Beer Co.

ビールに合うおつまみの大定番、スパイシーウイング($10)、ピリ辛でビールもすすみます。特におすすめしたいのは、カレー風味のフライドポテト「カレーチップス($10)

これ絶対ルー使ってるっしょ?的な日本のカレーにフライドポテトが浸かった一品。本格カレーのこだわりはたぶん0%。

でもこれがまた美味い!

ロゴグッズ

お土産にも喜ばれそうなグッズもたくさん。代表的なグッズの価格は以下の通り。

Tシャツ$20-30
タンクトップ$26
グラウラー$20
パイントグラス$8.5
ゴブレット(スニフター)グラス $10.5
サンプル(テイスター)グラス$5
タンブラー$18
栓抜き$6.8

リフエ空港からの行き方

「レンタカー」観光も自由に楽しめておすすめ!

カウアイはオアフほど公共交通機関が発達していません。レンタカーでの移動がおすすめ

空港に到着したら、シャトル発着所まで歩きます。発着所から予約したレンタカー会社のシャトルに乗って4〜5分ほど営業所へ。営業所からブルワリーまでは5〜6 分ほどです。

Alamo、Dollar、Hertz、Enterprizeなどいろんなレンタカー会社がありますが、日本語で予約できるAlamo(アラモ)が便利そう。

シーズンによって変動しますが、エコノミークラスなら2泊3日で基本料金12,400~14,800円くらい。

参考サイト ハワイ・カウアイ島レンタカー・アラモレンタカー

カララウ展望台付近から見たナ・パリ・コースト
迫力あるナ・パリ・コーストの断崖

太平洋のグランドキャニオンとして知られる「ワイメア渓谷」のさらに奥地、コケエ州立公園の展望台でナ・パリ・コーストの絶景を楽しんだあとに立ち寄ってもOK

キラウエア灯台からの風景。
カウアイ島最北端にある海鳥保護区

ダニエル・K・イノウエ・キラウエア灯台で、ネッタイチョウ、グンカンドリやミズナギドリなどの海鳥を堪能した後に立ち寄ってもOK

ちなみに飲酒運転はおすすめしません。理由は以下ブログにまとめました。

ポイント・パニック・ペールエール

ハワイでビール|飲む前に知るべき10のルールとマナー

ドライバーの方が喜ぶ、ホテルで生ビールを楽しむとっておきの方法は以下!

グラウラー(クラフトビールの詰め替え用容器)

【グラウラー】ハワイのクラフトビールを生で持ち帰る1つ目の方法

「The Kaua’i Bus」あまりおすすめしません

リフエ空港のバス停「LIHUE AIRPORT B」から200番バスに乗車後、Eiwa Streetで下車。混んでなければ15分ほど。そこから徒歩で約7分。トータルで20〜30分ほど。

11時〜14時までは30分に1本。それ以外は一時間に一本くらい。時間通りに来る保証はないので、かなり余裕をもったスケジューリングが必要です。

移動手段としてはあまりおすすめしません。

参考サイト(英語)https://www.kauai.gov/Transportation

「徒歩」やめたほうがいいです

歩道未整備の区間が長い、車通りが多い、人気が少なそうな道が続く、などの理由から、徒歩はおすすめしません。

営業時間と定休日

営業時間は、月~土:11~22時

基本、日曜定休です。ハッピーアワーはありません。

まとめ 

いかがでしたか?

カウアイ島に二つあるブルワリーの一つ「カウアイ・ビア・カンパニー

まとめるとこんな感じ。

  • すっきり系ラガー、リフエラガーとブラックリムジンの2種が定番ビール
  • ヴィエナラガー、ペールエール、IPA、トリプルIPAなど季節限定ビールもたくさん
  • オンタップはだいたい8種前後
  • クリーミーなナイトロビールも楽しめる
  • どんなビールが飲めるかは公式WEBサイトとインスタでチェック
  • 4oz(118ml)のサンプルは$2~$3.25
  • 12oz(355ml)のゴブレットは$5~5.25、ナイトロは$8
  • 16oz(473ml)のパイントは$6.25~6.75
  • リフエラガーとブラックリムジンはグラウラーでテイクアウト可能
  • 食事もおすすめ、特にカレーチップス(フライドポテト)
  • おしゃれなロゴが入ったTシャツやグラスも充実
  • ブルワリーへの移動はレンタカーがおすすめ(ドライバーは我慢)
  • 日曜定休です。ご注意を。

以上、カウアイ島観光がより楽しくなるグルメスポットの一つ。「カウアイ・ビア・カンパニー」でした。

カウアイ島のもう一つのブルワリー「カウアイ・アイランド・ブルーイング・カンパニー」に興味がある方はこちらもどうぞ。

カウアイ・アイランド・ブルーイング・カンパニーのビールタップ風景

カウアイ・アイランド・ブルーイング・カンパニー|カウアイ島のグルメスポット2