できたてのクラフトビールをフレッシュなまま持ち帰る。そんな夢を叶える1つ目の方法は「グラウラー」
そして2つ目の方法が【クラウラー】
クラウラーならホテル飲みはもちろん、帰国後もハワイの生ビールを楽しめます。
まだ日本では普及していません。ビール好きの友人にたっぷり自慢できます!
このブログでは、メリットとデメリットを交えつつクラウラーの魅力をお伝えします。
「クラウラー」とは
ビールを持ち帰るための「缶」です。
その場で生ビールを缶に詰め、テーブル・トップ・シーミング・マシーン(卓上缶詰機)で封をします。
グラウラーと違って、容器として使えるのは一回のみ。
ハワイでは「ビアラボ・ハワイ」が最初に導入。2016年8月頃だったと思います。
クラウラーの歴史
A CROWLER® (CAN + growler) is a 32-ounce CAN filled with fresh craft beer from the source. Yep, draft beer in a portable growler-sized CAN. It’s the newest innovation coming from the Oskar Blues Brewery taproom and their development partner Ball Corporation, the pioneers of the American craft beer in-a-CAN movement.
Oscar Blues Brewery:Crowlerより引用
Google先生で調べてみました。コロラド州のオスカー・ブルース・ブルワリーが発祥のようです。
ボール・コーポレーションと提携し特殊な缶詰機を開発。2013年11月頃から他のブルワリーにも販売をスタート。
クラウラーの名前の意味
Google先生で調べても信ぴょう性の高い情報は見つかりませんでした。
ただし「Can」+「Growler」=「Crowler」という説があるようです。
クラウラーの用途を考えるとこれが一番ピンとくるかな?
テイクアウトできるビールの量
ハーフ・グラウラー(32oz=0.95L)と同じサイズです。
ブルーパブで注文すると出てくるパイントグラス(16oz=0.47L)ちょうど2杯分!
オアフでクラウラーを買える場所
- 青:グラウラーを買えるブルワリーなど
- オレンジ:クラウラーを買えるブルワリー
2019年3月時点で少なくとも以下のブルワリーで取り扱っています。
- マウイ・ブルーイング・カンパニー(ワイキキ、カイルア)
- コナ・ブルーイング・カンパニー(ハワイカイ)
- ビアラボ・ハワイ(ユニーバーシティー、ワイピオ、パールリッジ)
- イヌ・アイランド・エールズ(カネオヘ)
クラウラーのお値段
10ドル前後から20ドル以上まで、ビールの種類によって値段に幅があります。
飲みたいビール次第!
クラウラーのデメリット
1度しか使えない
容器として使えるのは1度きり。プルタブを空けたら終了です。飲みきったあとは飾りになるかも。
アルミホイルなので捨てる際はリサイクル用のゴミ箱へ!
容量が少なめ
32oz=0.95Lと、レギュラータイプのグラウラーの半分。
大量には持ち帰れません。が、逆の見方をすればコンパクト。
クラウラーのメリット
生ビールを持ち帰れる!
グラウラーと同じ。これに尽きます。
飲みたいビールが見つかったらまずは買いましょう。
鮮度が長持ち!
密閉性が高いのでグラウラーよりも鮮度が長持ちします。フレッシュな状態が続きます。
ちょっとお得に飲める !
グラウラーほどじゃないですが。お店で飲むよりちょっとお得。
例えば「イヌ・アイランドエールス」で「ザ・グリーン」というヘイズIPAをテイスティングする場合 。
5oz(0.15L)で3ドル。6杯=30oz(0.89L)飲んだら18ドル。
クラウラーで持ち帰ると32oz(095L)で15ドル。
…うん、3ドル以上もお得。
グラウラーと同じく持ち帰り専用です。買ったその場で開けて飲むことはできません。
ホテルでゆっくり飲める!
帰りの運転を気にせずゆっくり楽しめます。
なんたって軽い!
試しにスケールで計ってみました。
39g=0.039kg。レギュラーサイズのグラウラー(1099g=約1.1kg)のわずか3.5%の重さ。
激軽!
家に持ち帰れる!
グラウラーに比べてずっとコンパクト。
スーツケースにすぽっと入るし、 割れる心配もありません。
次の点に注意すれば、フレッシュなまま日本の家まで持ち帰れます
- ホテルチェックアウトまではお部屋の冷蔵庫へ
- ジップロック等に入れてタオルで巻く(保冷&漏れ防止)
- スーツケースに入れる(機内持ち込み不可。要預け入れ)
- スーツケースを炎天下に置かない
- 帰宅後すぐ冷蔵庫へ
※ハワイ(アメリカ)からのアルコール持ち出し、日本へのアルコール持ち込みは、各国の法律によって量が決まっています。ビール程度のアルコール度数であれば、免税の範囲内で日本に持ち込めるのは2L=クラウラー2本程度。それ以上の量は税金がかかります。
自慢できる!
帰国後、ビール好きの友達に自慢できます。
ハワイデザインの缶ビール。しかも生!
「何その大きな缶?」、「クラウラー、何それ?」などなど
注目を浴びること間違いなし。
盛り上がる!
妙にテンションがあがります。グラウラーとおんなじ。
クラウラーもビール好きを無条件でハッピーにします!
まとめ
いかがでしょう?まとめるとこんな感じ。
- クラウラーとは生ビールをホテルや家に持ち帰ることのできる「缶」
- 1回しか使えない(使用後に洗って飾れば使い捨てではない)
- コロラドの「オスカー・ブルース・ブルワリー」が発祥
- グラウラーよりずっと歴史が浅く、2013年頃からじわりと普及
- クラウラーの名前は「Can」+「Grolwer(グラウラー)」の造語?
- 一般的なサイズは32oz=0.95L。パイントグラス(16oz=0.47L)2杯分
- とっても軽くておいしさ長持ち
- グラウラーに比べて買える場所は限定
- お店よりちょっとお得に楽しめる
- 自慢できる
- グラウラーと同じく、ビール好きを無条件でハッピーにします!
以上、 生ビールを持ち帰る2つ目の方法【クラウラー】でした。