カウアイ島の玄関口リフエ。そこからワイメアキャニオンに向かって車で30分ほど。港町ポートアレンにあるブルワリーが「カウアイ・アイランド・ブルーイング・カンパニー」
参考サイト(英語)ABOUT US – Kauai Island Brewing Co.
少し前のブログで紹介したリフエのカウアイ・ビア・カンパニー(以下ブログ)とは全く別物。名前が似ていて紛らわしい…
かつてワイメアにあったワイメア・ブルーイング・カンパニーが前身。
建物のリース契約終了にともなうクローズ後、オーナー夫妻のBret and Janice Larsonさん、醸造責任者のDave Curryさんと妻のChristina Curryさんが2012年にオープン。
特にビールと食事がお得なハッピーアワーは、ローカルの人々と観光客で大にぎわい。4月に訪れた際は満席でした。
こんなカウアイ・アイランド・ブルーイング・カンパニーの雰囲気、クラフトビールや食事、行き方などを紹介します。
ブルワリーの外観
看板にはポリネシアの人々にとって重要な移動手段かつ文化的な象徴である「アウトリガーカヌー」が描かれています。
ブルワリーの店内
ブルワリーは2階建て。1階には12人ほどが座れるバーカウンターと、40人ほどが座れるテーブルスペースがあります。
2階にはレトロなピンボール台やアーケードゲーム機がところせましと並んでいます。
ピンボール台はスタートレックやインディージョーンズなど、日本でもよく知られた映画をテーマとした機種ばかり。ゲーム機はレトロなパックマンやギャラガなど、これまた懐かしい機種ばかり。
満席時の待ち時間にちょっと一杯、食後にぷらっと飲みながらゲーム、などと色々楽しめそう。
クラフトビールのオンタップ情報
ブルワリーでは10種+αの自家製ビールを楽しめます。番号順に紹介します。
①エレエレ・ブラウン(ABV 5.4%、IBU32)
季節限定ビール。
スモーキーなブラウンエール。ラフロイグ(アイラモルトのウイスキー)が好きか嫌いかで、好き嫌いがはっきり分かれるテイスト。
②ケーンファイヤー・レッド(ABV 5.8%、IBU62)
定番ビール。
モルティーなレッドエール。ホッピーさは控えめです。
③リリコイ・エール(ABV 5%、IBU25)
定番ビール。
ホップの効いたハードサイダーのようなゴールデンエール。リリコイ(パッションフルーツ)風味で甘め。フルーティーなビールやカクテルが好きなら好き。
④ウェストサイド・ウィート(ABV 5%、IBU24)
定番ビール。
ゴールデンエールのような味わいのウィート(小麦)ビール。あまりウィートっぽく感じません。わりと苦め。
⑤オートミール・スタウト(ABV/IBU不明)
季節限定ビール。
スタウトというよりポーターのような飲みやすさ。甘すぎなくて好みです。
⑥ナパリ・ペールエール(ABV 5.6%、IBU55)
定番ビール。
ちょい甘めでホッピー。
⑦ワイアレアレ・ゴールデンエール(ABV 5.4%、IBU24)
定番ビール。
コナのビッグウェーブよりコクがあって苦味強めなゴールデンエール。
⑧レイラニ・ライト(ABV 4.8%、IBU23)
定番ビール。
暑い日に飲みたいスッキリビール。モルティーさもあって、最後にじんわりとした苦味を感じるクリームエール。
その他、定番
- フォンズIPAaaaaaaaaaaaaaa(ABV 6.2%、IBU 65)
- パニオロブラウン(ABV 3.8%、IBU 18)
- パカラポーター(ABV 4.3%、IBU 20)
- キャプテンクックIPA(ABV 5.8%、IBU 84)
今どんなビールを飲める?を調べる方法
定番ビール情報を知りたければ公式WEBサイト(英語)へ。
OUR BEER – Kauai Island Brewing Co.
Instagram(@kauai_island_brewing)やFacebook(@KauaiIslandBrewing)のアカウントもありますが情報は少なめ。
限定ビールはブルワリーに行ってのお楽しみ。
生ビールの値段
サイズ毎の価格帯は以下の通りです。
容量 | 価格 | |
テイスター | 5oz(148ml) | $2.25 |
スニフター | 12oz(355ml) | $5.75~(*$4.5〜) |
パイント | 16oz(473ml) | $5.75~(*$4.5〜) |
ピッチャー | ??? | $15 |
*ハッピーアワー
テイスター
いろいろ試したければテイスター(ビアフライト)がおすすめ。
スニフター
アルコール度数の高いビール、スペシャルなビールはこのサイズ。味を楽しみながらゆっくり飲むスタイル。
パイント
ゴクゴク飲むビールはこのタイプ。
他にピッチャーでもオーダーできるようですが、迂闊にもチェックし忘れました…
その他、グラウラーの種類も豊富。クラウラーも取り扱っています。
容量 | 価格 | |
グラウラー(ステンレス製) | 24oz(946ml) | $24 |
グラウラー(ステンレス製) | 40oz(1,890ml) | $40 |
グラウラー(ステンレス製) | 64oz(1,890ml) | $48 |
グラウラー(ガラス製) | 64oz(1,890ml) | $10 |
*クラウラー(これだけビール込みの価格) | 32oz(945ml) | $12〜 |
グラウラー(ステンレス製)
メリットは以下の通り。
- 何度も使える
- ガラス製と比べて軽くて小さい
- 保冷効果が長持ち
- 水筒代わりに使える
- 旅先にも持ち運べる(=旅先で出会った生ビールを持ち帰れる)
デメリットは価格が高いこと。
グラウラー(ガラス製)
メリットは以下の通り。
- 何度も使える
- 冷蔵庫で冷えやすい
- インテリアになる
- 価格(初期投資)が安い
デメリットは重くてかさばること。
クラウラー
メリットは以下の通り。
- 密閉性が高く鮮度が長持ち
- 激軽
- コンパクト
- 持ち運びやすいのでお土産にも最適
デメリットは使い捨てなこと。
グラウラーやクラウラーを詳しく知りたい方は以下もおすすめ。
充実の食事メニュー
アペタイザー、スープ、サラダ、サンドイッチ、バーガー、ポキ、ステーキやキッズ・メニューなど、食事メニューも豊富です。バーガーに使っている牛肉はカウアイ産のグラスフェッドとか。気になる…
特にハッピーアワーのメニューは、かなりお得な価格設定。
ロゴグッズ
ロゴグッズも豊富です。個人的にはデザインは…普通かな。でもシリコン製のパイントグラスはちょっと気になるかも。
代表的なグッズの価格は以下の通り。
Tシャツ、タンクトップ | $25-35 |
グラウラー | $10-48 |
パイントグラス | $6 |
パイントグラス(シリコン製) | $13-14 |
サンプラーグラス | $4.5 |
ショットグラス | $3.75 |
帽子 | $16-28 |
リフエ空港からの行き方
「レンタカー」ワイメア観光の帰りに
カウアイ・ビア・カンパニーと違って、歩いては行けません。バスは1時間近くかかる上に本数が少ないので論外。
交通手段はレンタカーがおすすめ。
空港に到着したらシャトル発着所まで歩きます。発着所から予約したレンタカー会社のシャトルに乗って営業所へ。移動時間は4〜5分ほど。営業所からブルワリーまでは40分ほどです。
Alamo、Dollar、Hertz、Enterprizeなどいろんなレンタカー会社がありますが、日本語で予約できるAlamo(アラモ)が便利。
シーズンによって変動しますが、エコノミークラスなら2泊3日で基本料金12,400~14,800円くらい。
参考サイト ハワイ・カウアイ島レンタカー・アラモレンタカー
ちなみに飲酒運転はおすすめしません。理由は以下ブログにまとめました。
ドライバーの方が喜ぶ、ホテルで生ビールを楽しむとっておきの方法は以下!
営業時間と定休日
営業時間は11~21時。
ハッピーアワーは15時半~17時半。
カウアイ・ビア・カンパニーと違って定休日はありません。毎日営業。日曜日にクラフトビールが飲みたくなったら、ここオンリーです。
まとめ
いかがでしたか?まとめるとこんな感じです。
- ワイメアに行く途中の港町ポートアレンにあります
- ブルワリーへの移動はレンタカー一択(ドライバーは我慢)
- 定番ビールは約10種
- ゴールデンエールやクリームエールなどのすっきり系ビールあり
- ブラウンエール/レッドエールやスタウトなどの濃厚ビールもあり
- ペールエールやIPAなどメジャーなスタイルは一通りあります
- 自家製ビールはだいたい10種前後
- 定番ビールは公式WEBサイトでチェック可
- 季節限定ビールはブルワリーに行ってからのお楽しみ
- 5oz(118ml)のテイスターは$2.25。一度に4種までオーダー可
- 12oz(355ml)のスニフター、16oz(473ml)のパイントは$5.75~
- グラウラーの種類が豊富。クラウラーもあります
- ハッピーアワー(毎日15時半〜17時半)なら$4.5〜とかなりお得
- 定休日はありません。うれしい毎日営業
ワイメアキャニオン観光の帰りに立ち寄ったり、テイクアウト用のビールを買うのにおすすめの「カウアイ・アイランド・ブルーイング・カンパニー」でした!