2019年11月20日、ホノルルのワード・エリアに新たなブルワリーがオープン。その名は「ハナ・コア・ブルーイング・カンパニー」
洗練された味わいのビールは、一口飲んだ後におもわず「うわ、これ美味い!」とつぶやいてしまうほど!
そんなブルワリーの基本情報、スタイリッシュでおしゃれな店内、ビール情報、ワイキキからの行き方などを紹介します。
ハナ・コア・ブルーイング・カンパニーとは?
カリフォルニアのE.J. フェア・ブルーイング・カンパニーで最年少ヘッド・ブルワーとして活躍したJoshua Koppさんが醸造責任者。
お父さんのKerryさんが手に入れた倉庫について、Joshuaさんが半ば冗談で「もしブルワリーを建てたらどうなる? 」と提案したことがきっかけとか。
参考サイト:Hana Koa Brewing Co. – B(EER)LOG
ブルワリーの基本情報
Hana Koa Brewing Co.
▶︎ビール:公式web “MENU”
▶︎ツアー:12、13、14、15、16時(土日)
▶︎ハッピーアワー:11-17時(ブロンド&ペールエール5ドル、お得なスナック&プレートあり)
▶︎営業:11-23時(水〜月)
▶︎休み:火
▶︎食事:ショートリブ、バーガー、ポケ、ラーメン等
▶︎予算:約40ドル(テイスター4種、パイント1杯、ミドルプレート1品)
▶︎移動:シェラトン・ワイキキから約15分、約11ドル(uberX)
ブルワリーの店内
店内のインテリアはスタイリッシュで大人な雰囲気。
隠れ家のようなアロハ・ビア・カンパニーや開放的なホノルル・ビアワークスとはまた違った魅力があります。
1階と2階を合わせ軽く100人以上が入れそうなスペースは、オアフ発のブルワリーとしては間違いなく最大級。
15人ほどが座れるバーカウンターなら、バーテンダーさんにおすすめビール&メニューを教えてもらいながらビールを飲めます。
一階のバーカウンターの壁にはタップ(ビールサーバーの注ぎ口)がずらりと並んでいました。
15個あったので、将来的には少なくとも15種のオリジナルビールを楽しめそうな予感。
バーカウンターの裏手にはビール醸造設備・機器のある醸造スペースが広がっています。
ビール情報
ブレークタイム・ブロンド(ABV 4.2%)
ドライで飲みやすく、モルトのコクもしっかりと感じるブロンドエール。一緒に味わった相方曰く「まるでシャンパンのような味わい」
ルーフトップ・ペールエール(ABV 5.2%)
甘さと苦味、モルトとホップのバランスがとれたペールエール。これも素直に美味しいと感じたビール。
ビヨンド・ザ・シー(ABV 6.8%)
苦味と甘みがあって口当たりがまろやか。味のバランスが絶妙なIPA。 ホッピーさは控えめ。
エスプレッソ・ユア・インナー・ビーン(ABV 8.0%)
コーヒーとモルト感をたっぷりと味わえるフルボディーなスタウト。濃厚で激ウマ。アルコール度数高めでがつんときます。飲みすぎると危険なやつね。
写真はバニラ・アイスを追加したフロートVer. こちらも絶品。
サニー・シャワーズ・ヘイズIPA(ABV 6.3%)
スッキリ系の濁りIPA。グレープフルーツ感は強すぎずアルコール感はやや強め。
ケトル・ラン・シリーズ – グアバ・サワー(ABV 4.3%)
フルーティーなサワー。好みが分かれる酸っぱい系のビール。
その他
- キック・アウト・ザ・ジェムズ(ヘイズIPA)
- ハウ・トゥー・メーク・フレンズ(ヘイズIPA)
- キック・アウト・ザ・ジェムズ(ヘイズIPA)
- ブラナン・ザ・バーバリアン(インペリアル・ヘイズIPA)
- フィールドトリップ(ピルスナー)
- サンドバー(セゾン)
- タイムズ・ライク・ディーズ(セゾン)
- シフト・スティーズ(ペールエール)
- ピーチ・バム(ピーチ・ペールエール)
- ホーミーズ・ファースト(エクストラ・ペールエール)
- ランダム・ダンス・パーティー(ヘイズ・ペールエール)
ビールの入れ替わりが早く、すでに無くなっているビールもあります。
今どんなビールを飲める?を知る方法
公式WEBのビール情報が一番確実です。常に最新情報をチェックしたければメーリングリストへの登録がおすすめ。
Hana Koa Brewing CO. – MENU – BEER
生ビールの値段
サイズ毎の価格帯は以下の通りです。ビールの種類によって幅があります。
容量 | 価格 | |
テイスター | 5oz(148ml) | $2〜5.5 |
ポアー | 10oz(296ml) | $4〜10 |
パイント | 16oz(473ml) | $6.5〜9.75 |
クラウラー | 32oz(945ml) | $12〜25 |
テイスター(5oz)
ハナ・コアのテイスターは、ホノルル・ビアワークスやアロハ・ビア・カンパニーのテイスター4ozよりちょっと多めの5oz。
ポアー(10oz)
少量をしっかり味わいたい。テイスターでは物足りない場合はこちらのサイズで。価格が高めのスタウトとサワーはマックスでこのサイズ。
パイント(16oz)
ブレークタイム・ブロンド、ルーフトップ・ペールエールの2種は、パイントでごくごく飲むのがおすすめ。
エスプレッソ・ユア・インナー・ビーンなど、アルコール度数の高いフルボディーなビールはパイントサイズでは飲めないようです。
クラウラー(32oz)
クラウラー(テイクアウト用の缶)でビールを持ち帰ることもできます。選んだビールによって価格は変動します。
めちゃくちゃお得なハッピーアワー!
12月からスタートしたハッピーアワー。内容は以下の通りです。
3ドル ショット・ポアー
- エスプレッソ・ユア・インナー・ビーン 5oz (通常5.5ドル)
- ケトル・ラン・シリーズ – グアバ・サワー 5oz (通常5ドル)
- ブレークタイム・ブロンド 10oz (通常4ドル)
- ルーフトップ・ペールエール 10oz (通常4.5ドル)
5ドル パイント
- ブレークタイム・ブロンド 16oz(通常6.5ドル)
- ルーフトップ・ペールエール 10oz(通常7.5ドル)
5ドル フライト3種セット(通常7.5ドル)
- ブレークタイム・ブロンド 5oz
- ルーフトップ・ペールエール 5oz
- ビヨンド・ザ・シーIPA 5oz
その他、4ドルスナック、6ドルスナックなどがあります。
食事メニュー
フライドポテトやバーガー、ショートリブやブリスケットなどのアメリカンな食事はもちろん、ポケや刺身やラーメン、タコスなど多国籍な食事を楽しめます。
衣がさくさくのピックルド・スイート・オニオンリング($8)は酸味もあって絶品。
スパイシーなBBQソースとの絡みが絶妙なテキサススタイル・スモークド・ブリスケット($14)もおすすめ。付け合わせのマッシュポテトもクリーミーで美味。
とんこつラーメン($14)もありました。チャーシューは絶品。
ボリュームが少なめなのと、麺が伸びるのが気になってビールを楽しめなくなってしまうので、個人的にはおすすめしません。
ロゴグッズ
Tシャツ、タンクトップ | $25 |
帽子 | $25 |
バンダナ | $5 |
缶クージー | $7 |
ロゴグッズも売っています。個人的にはTシャツのデザインが好み。
ワイキキからの行き方
「uber」アプリで簡単予約
おすすめはuber。UberXならシェラトン・ワイキキ周辺から片道13ドルほど(タイミングで価格は変動)
事前に登録したクレジットカードから自動で引き落とされるので、乗車時に運賃を払う必要がありません。チップも不要。
「タクシー」定番の移動方法
ワイキキ・ショッピングプラザのシーサイド通り沿いにタクシー待機スペースがあります。
シェラトン・ワイキキから直接ブルワリーに行く場合はフロントで。
ホテルからもワイキキ・ショッピングプラザからも離れた場所にいる場合はチャーリーズ・タクシーが便利です。嬉しいことに日本語でも電話予約可。
公式WEB: Charley’s Taxi
「The Bus」片道2.75(昼なら往復OK)
シェラトン・ワイキキからなら下記ルートがおすすめです。
- ワイキキのクヒオ通り沿いのバス停で13番バスに乗車(徒歩6分)
- ニールS・ブレイスデルセンター最寄りのバス停で下車(30分)
- 下車後、ワード通りを海側へ。さらにカワイアハオ通りで左折(徒歩3分)
帰りは逆にたどればOK。暗くなってからはuberがおすすめ。ブルワリー周辺は暗くて結構怖いです。
まとめ
いかがでしたか?
11月20日、ホノルルにまた一つ素敵なブルワリー「ハナ・コア・ブルーイング・カンパニー」が誕生しました。
全体的に洗練された味わいのビールは、ブルワリーに何度も通いたくなる美味しさ。
スタイリッシュでおしゃれな店内は写真映えすること間違いなし。
ホールフーズ(クイーン店)やサウスショア・マーケットからも車で2、3分ほどと。ショッピング前のランチスポットとしてもおすすめ。
*歩いても5分ほどの距離ですが、途中の道は人気がないのでオススメしません。
ハワイのビールシーン、ますます盛り上がっています!