ハワイ島で絶対に訪れてほしいブルワリー。それが観光の中心地カイルアコナにある「オラ・ブルー|Ola Brew」
参考サイト(英語)Ola Brew
オラ・ブルーとは?
もともとはハードサイダーを醸造するサイダリー「ハワイ・サイダー・カンパニー|Hawaii Cider Co.」としてスタート。ビール醸造も始め、オラ・ブルーとしてリブランディングし2017年にOPENしました。
2019年、ハワイのブルワリーとして初めてハードセルツァー、ハードティーを発売。王道のコナ・ブルーイングよりローカル感が強く、さらにいろんな種類のお酒を楽しめておすすめです。
ハードサイダーとは?
リンゴのお酒、いわゆるシードル。副原料に他のフルーツを使って特徴を出します。甘みの強い種類が目立つかも。
ハードセルツァーとは?
低カロリーで微糖。アルコール入りのインフューズド・スパークリング・ウォーターといったところ。
ハードティーとは?
紅茶のお酒。オラ・ブルーはコナコーヒーの葉っぱとフルーツをブレンド。
基本情報
Ola Brew Co.
▶︎ビール:公式web “BEER”
▶︎ツアー:公式web “Tour & Tasting”
▶︎営業:11-22時(月〜木) 11-24時(金土) 11-21時(日)
▶︎休み:無休
▶︎食事:ポケやフラッドブレッド (ピザ)、サラダなど
▶︎予算:約40ドル(テイスター4種、パイント1杯、メインディッシュ1皿)
▶︎移動:ハワイ島コナ空港から約15分(レンタカー)
こんなビールが飲めます
まずは全体的な特徴
ビールの特徴はこんな感じ。
- 定番スタイルのラガーやIPAはシンプルで美味い
- ヘイズ系やブリュットIPAなどの新しめのスタイルも楽しめる
- バーボン樽熟成のインペリアル・ポーターは濃厚で激うま
生ビール=ドラフトビールの一例
例えばこんなビールがあります。
- Ma’a ラガー(ABV 5.1%、IBU 15)
- ルヒエ・ペールエール(ABV 5.6%、IBU 43)
- タンジェロ・ミルクシェークIPA(ABV 6.5%、IBU 55)
- ダブルブリュットIPA(ABV 8%、IBU 10)
- モ・ヘイズ(ABV 7.2%、IBU 45)
- IPA(ABV 6.5%、IBU 55)
- A’A IPA(ABV 7.4%、IBU 85)
- キアヴェ&バニラ・ポーター(ABV 7.6%、IBU 32)
- ハワイアン・ストロングエール(ABV 10.3%、IBU 70)
- バレルエイジド・ポーター(ABV 9.5%、IBU 55)
個人的には麦の風味をしっかりと感じるモルティーなビール、ゆっくりと味わいながら飲む濃厚ビールが好き。
そんな自分が特に美味しく感じたのは、①ルヒエ・ペールエール、②ハワイアン・ストロングエール、③バレルエイジド・ポーターの3種。
①ルヒエ・ペールエール(一番右)
クリアでモルティー。ホップ感は控えめ。あまりの美味しさにグラウラーでオアフ島までテイクアウト。
②ハワイアン・ストロングエール(右から二番目)
フルボディーで濃厚。ホップ感が凝縮。甘みは強すぎず飲みごたえあり。
③バレルエイジド・ポーター
ウッディーで濃厚。今まで飲んだ樽熟成ビールで間違いなく5本の指に入る美味さ。見かけたら是非飲んで見てください。悶絶します。
ハードサイダー
甘めでフルーティーなお酒が好きにおすすめ。
- コナ・ゴールド:パイナップルサイダー
- ジンジャー:飲むジンジャーチュー
- ジンジャー・パイナップル:ドライ。ややえぐみあり
- タンジェロ:柑橘の清涼感とスパイス(クローブ)感が好み
- ドラゴンフルーツ・ライチー:甘くてちょい苦。写真映え
- ランブータン・ジャボティカバ:甘めだけどキレあり
特にブルワリー限定の「タンジェロ」がおすすめ。クローブのようなスパイス感を感じる柑橘系すっきりサイダー。
ハードセルツァー
微糖&低カロリーでドライなお酒がすきならハードセルツァーがおすすめ。なんと「砂糖 1g」&「100カロリー」。アルコール度数(ABV)は 4.8%ほど。
- レモングラス:レモングラスの風味が爽やか
- レモン&ライム:甘くない大人のスプライト
- ハワイアンジンジャー:甘くない(やや土っぽい)ジンジャーエール
個人的にはハーブの清涼感が強いレモングラスが好み。
生ビールの値段
サイズ毎の価格帯は以下の通り。定番ビール(ハウスビール)のみ16oz(473ml)パイントサイズあり。
容量 | 価格 |
4oz(118ml) | $2-3 |
8oz(237ml) | $3-5 |
13oz(385ml) | $5-7 |
16oz(473ml) | $6 |
限定ビール、ハードサイダー、ハードセルツァーは13oz(385ml)以下で楽しむ感じです。
生ビールを持ち帰る(グラウラー)
「もっと飲みたい」、「ドライバーだから今は飲めない」といった場合はグラウラーで持ち帰れます。
「グラウラーって何?」って方はこちらもどうぞ。
タップルームでは64oz(1893ml)グラウラーを購入可。他ブルワリーのグラウラーを持ち込んでもOK。
カウアイ・ビア・カンパニーのハーフグラウラー:32oz(946ml)を持ち込んでもOKでした。
今飲めるビールの調べ方
最も情報が充実しているのは「アンタップド|Untappd」。飲んだビールの記録にも飲みたいビールを調べたい時にも使える超おすすめアプリです。
定番情報を知りたければ公式WEB「Ola Brew」へ。アルコール度数(ABV)、苦味指数(IBU)、ホップの種類の他、テイスティングノート情報も。
リリース情報やイベント情報など、最新情報を知りたければインスタ「@olabrewco」やFacebook「@olabrewco」がおすすめ。
オアフ島のブルワリー&ビール情報を知りたければこちらもどうぞ。
缶ビール(サイダー、セルツァー)
リカーストアやスーパーでは12oz=355mlの缶でも販売中。コナ・ゴールドのみ4缶パックで$9〜12ほど。
その他は6缶パックで$10〜12ほど。
- IPA
- Ma’a ラガー
- コナ・ゴールド(ハードサイダー)
- レモングラス(ハードセルツァー)
- レモン&ライム(ハードセルツァー)
- ハワイアンジンジャー(ハードセルツァー)
ブルワリーでのみ販売している限定シリーズも。こちらは4缶パックで$16ほど。出会えればラッキー
- タンジェロ(ハードサイダー)
- バレルエイジド(樽熟成)ポーター
こんな食べ物があります
オープン直後は飲み物だけでした。今ではタコスやフラットブレッド(ピザ)、サラダやポケも提供中。
食べたことがあるのは以下プレート。量はちょっと少なめですが美味!
- ペレズ・キッス・ポケメルト($12)
- ブラッケンド・アヒ・タコス($12)
だいたいの予算感(生ビール+食事)
パイント(16oz)1杯+フード1種なら、だいたい約$20-24ほど。
二人で訪れた時は「フライト13種(約1.5L)+フード2種」で、税&チップ15%込みで約$69。一人当たりだいたい$35ほどでした。
空港からの行き方
レンタカーがおすすめです。コナ国際空港から15〜20分ほど。
ブルワリーの雰囲気
おすすめは醸造スペースを見下ろしながらビールを楽しめるカウンター席。醸造作業を見かけることも。
ぎっしりと缶ビールが並んだ冷蔵庫が圧巻。ブルワリーでしか入手できない限定ビール&ハードサイダーがあることも。
オリジナルロゴグッズ
キャップやTシャツ、グラウラーやグラスなど、ロゴの入ったおしゃれなオリジナルグッズも販売中。
まとめ
いかがでしたか?
ざっとまとめるとこんな感じ。
- ハードサイダー専門のハワイ・サイダー・カンパニーとしてスタート
- クラフトビール醸造をスタートし 【オラ・ブルー|Ola Brew】へ
- 2017年、ハワイ島カイルアコナにOPEN
- コナ国際空港からならレンタカーで15〜20分ほど
- 定番スタイルのラガーやIPAはシンプルで美味い
- ヘイズ系やブリュットIPAなど新スタイルも楽しめる
- バーボン樽で熟成したインペリアル・ポーターは濃厚&激うま
- フルーティーなハードサイダーもおすすめ
- 低カロリーですっきり味のハードセルツァーもおすすめ
- 新しい味わいのハードティーも試してみる価値あり
- いろんなスタイルのお酒を楽しめます
- オシャレで美味い。素晴らしきマイクロブルワリー!
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