バーカウンターでビールを注文した時「OPEN?(オープン?)」とか「CLOSED(クローズド?)」とか聞かれたことありません?
何を言っているのか、最初さっぱり分かりませんでした。なんとなく「Yes」と答えると、店員さんの頭に?マークが…
- 「オープン?」はクレジットカードをお店に預けて最後にまとめて精算
- 「クローズド?」は注文ごとに精算
といったような意味です。
ビールを何杯か飲みたい場合は「オープン」。一杯だけなら「クローズド」と答えましょう。この使い分けができるようになるとすごく便利です。
ブログを最後まで読むと、 オープンと答えるメリットが分かるだけでなく、注文方法 (英会話)も身につきます!
「オープン」のメリット

注文する側(あなた)のメリットは以下の通りです。
- 何度もチップ計算に悩まない
- 何度もレシートにサインする必要がない
- レジの回転が速くなる=待ち時間が短い
クローズドにすると注文のたびに精算が必要。何度も慣れないチップ計算をしたりレシートにサインを書くの面倒くさくないですか?

何杯か飲む場合、オープンにした方が圧倒的に便利です。
ここからは注文方法の具多的な流れを紹介します。ごくごく簡単な表現でOK。
二杯以上注文=オープンにする場合の注文方法
ステップ1. 一杯目の注文

例えばホップレイIPA(アロハビア)をパイントグラスでオーダーしたい場合。
(あなた)
Can I have a pint of Hop-Lei-IPA?
(店員さん)
Would you like to open a tab? / Are you gonna open a tab?
(あなた)
Yes. / Yes, please keep it open.
またはこんな会話になるかもしれません。
(あなた)
Can I have a pint of Hop-Lei-IPA?
(店員さん)
Open or Closed?
(あなた)
Open.
この後クレジットカードを店員さんに渡します。
もしかしたらクレジットカードを預けることに抵抗があるかもしれません。でもハワイ(アメリカ)ではいたって普通の清算方法。
2012年にハワイに移住してから、少なくともこのブログを書いている時点(2021年9月)まで、トラブルにあったことはありません。
これで一杯目の注文はOKです。
ステップ2. 二杯目以降の注文

例えばココヴァイツェン(ホノルル・ビアワークス)のパイントグラスを2 杯目にオーダーしたい場合。
(あなた)
Can I have a pint of Cocoweizen?
(店員さん)
Do you have a tab open?/Do you have a tab?
(あなた)
Yes. ●●●(あなたの名前を伝えます)
すでにツケ払いは始まっています。ここでオープンという言葉を使う必要はありません。
飲みたいビールとサイズ、あなたの名前を伝えるだけ。
これで二杯目の注文もOK。これ以降はこの繰り返しです。
ステップ3. 精算

ほどよくクラフトビールを味わったら清算も忘れずに。
以下のような表現が使えます。
(あなた) Can I close my tab?
自分の名前を伝えて預けたクレジットカードを返してもらいましょう。でもご注意ください。この時点ではまだ精算は終わっていません。
レシートに書いてある内容、あるいはタッチパネルに表示された内容をしっかり確認しましょう。内容が間違っていたらサイン前に訂正してもらう必要があります。
問題なければ、 チップ額(税抜きトータルの15~20%程度)を記入してサインをすればOK。
笑顔で「Thank you!」と伝えると、言った本人も店員さんもハッピーな気分になります。
注文は一度きり=クローズドにする場合の注文方法

例えば12ozのインペリアル・ココナッツ・ポーター(マウイ・ブルーイング)だけをオーダーしたい場合。
(あなた)
Can I have a 12oz of Imperial-Coconut-Porter?
(店員さん)
Would you like to open a tab? / Are you gonna open a tab?
(あなた)
No.
あるいはこんな会話になるかもしれません。
(あなた)
Can I have a 12oz of Imperial-Coconut-Porter?
(店員さん)
Open or Closed?
(あなた)
Closed.
支払いはクレジットカードでも現金でもOK。一杯あたり 約1ドルのチップも忘れずに。
ビールを受け取ったあとは「笑顔+Thank you!!」で。
ブルワリーやバーでビールを飲む際の注意点!

注文時、IDの提示を求められることが多々あります。
パスポートの原本やハワイ州(アメリカ)の運転免許書ならOK。残念ながら日本の運転免許書(国際運転免許証はOKの場合も)はNGです。
このあたりの詳細を知りたければこちらもどうぞ。
清算&クレジットカードの回収を忘れずに!
オープンにしたら(=後でまとめて払う場合)、飲み終わった後の精算とクレジットカードの回収を忘れずに。忘れると後々面倒です。
まとめ

いかがでしたか?
バーカウンターでビールを注文する時に聞かれる「オープン?」or「クローズド?」
- 「オープン」= クレジットカードをお店に預けて最後にまとめて清算すること
- 「クローズド」 = 注文ごとに清算すること
二杯以上注文する場合はオープン。一杯しか注文しない場合はクローズドで。
他にも様々な表現がありますが、オープンとクローズドの意味とオープンにするための英会話を覚えておけば、バーカウンターでのビール注文がとっても楽になります。
是非、お試しください!