ビールのスタイルに関係なく、ラベルのデザインが好みってだけでビールを買ってしまいそうになりません?
マウイ・ブルーイング・カンパニーの缶ビールのラベルはとってもクール
参考サイト(英語)Maui Brewing Company – Hawaii’s Largest Craft Brewery
そんな缶ビール28種のラベルを360°ぐるぐる眺めてみたいと思います。
「 * 」は、2020年3月11日時点での現行ラインアップ。
*ビッグ・スウェルIPA
定番ビール。
ビッグ・スウェル=大きなうねり。大平洋に渦まく大きな青いうねりが、幾何学的なポリネシアンテイストでダイナミックに描かれています。
ロゴの上をぐるりと一周するトライアングルの連なりはサメの歯。ハワイ主要8島のマップとマウイ島の座標の表示も。
[スタイル] IPA*ビキニ・ブロンド・ラガー
マウイを代表する定番ビール。
まるでビーチでくつろいでいるかのようなビキニ姿の金髪女性が描かれています。
[スタイル] ラガー*パイナップル・マナ・ウィート
定番ビール。
マウイ・ゴールドと思われるパイナップルの実と葉が描かれています。
[スタイル] ウィート(小麦)[副原料] マウイ・ゴールド・パイナップル
*ココナッツ・ヒバ・ポーター
定番ビール。
落ち着いた色彩のココナッツの木と実が描かれています。
[スタイル] ポーター[副原料] ココナッツ
*パウハナ・ピルスナー
比較的新しめの定番ビール。
パウハナ=アフター5。ビールの苦味&香りづけとして重要なホップの毬花(まりばな)が描かれています。
青々とした毬花がホップのフレッシュさを表現しているようにも見えますね。
[スタイル] ピルスナー*ダブル・オーバーヘッド・ダブルIPA
定番ビール。
ダブル・オーバーヘッドとは人の身長の二倍以上もある大波のこと。たくみに大波を乗りこなすサーファーが描かれています。
[スタイル] ダブルIPAワイメア・レッド・エール
限定ビール。
デザインは…タコ?
ポリネシア広域で信仰の対象となっている四大神の一柱カナロア。その化身の一つがタコ。何か関係が?
[スタイル] レッドエールトゥー・チケッツ・トゥー・パラダイス
限定ビール。デンバーのクロックド・スティープとのコラボ。
椰子の木とマウイビールのロゴがプリントされたアロハシャツが描かれています。
胸ポケットに入った二枚のフライトチケットには、デンバー空港(DEN)とマウイ島カフルイ空港(OGG)の3レターコードが。
[スタイル] セゾン[副原料] ハイビスカス、ライム
マカワオ・ウィート
限定ビール。
颯爽と馬にまたがるハワイのカウボーイ、パニオロの姿が描かれています。
マカワオとはマウイ島のハレアカラ中腹にある小さな街。パニオロ達の影響が色濃く残っています。
[スタイル] ウィート(小麦)ポグIPA
限定ビール。
POG(Passion+Orange+Guava)が副原料。オレンジの断面を囲むようにパッションフルーツの花とグアバの実が幾何学的に描かれています。
[スタイル] IPA[副原料] リリコイ(パッションフルーツ)、オレンジ、グアバ
ピリアロハ・ベルジャン・レッドエール
限定ビール。
もくもくと噴煙を上げる山、その裾野に力強く生えるコーヒー(の実)が描かれています。
[スタイル] ベルジャン・レッドエール[副原料] コーヒーの実
モザイク・モベッタ・ダブルIPA
限定ビール。
Mo’ BettaとはMore Betterのピジン英語。刺青を施したような顔が描かれています?
[スタイル] ダブルIPA*プエオ・ペールエール
2019年から定番ビールへ。プエオの目が白いのは2017年Ver.(上) 目が黄色いのは2019Ver.(下)
描かれているのは、ハワイに生息するフクロウの一種、プエオ(ハワイコミミズク)。
ハワイアンにとって重要な生き物の一つ。アウマクア(守り神)として崇める家系もあります。
[スタイル] ウエストコーストスタイル・ペールエールマンゴー・ヘフェヴァイツェン
限定ビール。
ハワイで人気のトロピカルフルーツ、マンゴーの実と葉がポリネシアン・テイストで描かれている。
よく見ると葉には波とサメの歯の模様も。
[スタイル] ヘフェヴァイツェン[副原料] マンゴー
ブロッドオレンジ・ローレンツィーニ
限定ビール。
サメが描かれています。サメのロレンチーニ器官(電気信号を感じる器官)と副原料のブロット・オレンジの名前がつけられてます。もともとはサメ研究の資金調達を支援するために造られたとか。
[スタイル] ダブルIPA[副原料] シトラス、ブロッド・オレンジ
ファンシー・フットワーク・ラガー
限定ビール。テキサスのオースティン・ビアワークスとのコラボ。
描かれているファンシーなウエスタンブーツは、カウボーイ文化が色濃いテキサスならでは。
[スタイル] ラガーリリコイ・セゾン
限定ビール。
時計草とも言われるリリコイ(パッションフルーツ)の花、その花を囲むたくさんの実が描かれています。
[スタイル] セゾン[副原料] リリコイ(パッション・フルーツ)
ラウリマ・ベルジャンIPA
限定ビール。マウイとブレークサイド・ブルワリーのコラボ。
イラストに描かれている像に注目。ホップ、ベルギー産イーストの入ったフラスコ、氷砂糖とマウイの缶ビールを手にしています。シャカしてますね。
[スタイル] IPA[副原料] 氷砂糖
ホップ・カイン
限定ビール。
ウミガメを象ったホップの葉と毬果で描かれています。
英語をベースに色んな言語が混じって生まれたハワイのピジン英語。英語で「あれ」とか「あんな」という意味の「The Kind」のピジン英語バージョンが「Da Kine」。
ということでビールの名前は「あのホップ」とか「ホップ的な」という意味?
[スタイル] IPL(インディアン・ペール・ラガー)スターマップス
限定ビール。マウイとスモグシティー・ブルーイングカンパニーのコラボ。
夜空に輝く星を頼りに大海原を航海するカヌーが描かれています。副原料に使われてるスターフルーツと星をかけているかのような名前です。
[スタイル] コルシュ[副原料] スターフルーツ
*マケナ・クラウド
限定ビール。
マケナ・クラウドとは、マウイ島ハレアカラ山からカホオラヴェ島にかけて発生する雲の名前。ラベルに4本脚のタコが描かれている理由は?
[スタイル] 濁りIPAダ・ハイライフ
限定ビール。
マウイにしては珍しく黒を基調としたデザイン。カナカ・マオリ(ネイティブ・ハワイアン・フラッグ)が描かれています。黄は王族、赤はアフプアアの長、緑は一般人を示す色。緑の盾のような模様の中に描かれているのは、王族を象徴するカヒリと2本のパドル。
[スタイル] ラガーラ・ペロース・ホワイト
限定ビール。
ゆったりと押し寄せる波が描かれています。
[スタイル] ヴィットランド・オブ・レインボー
限定ビール
雲のかなたに浮かぶ虹が描かれています。
[スタイル] タートセゾンマウイ・ライム
限定ビール
ライムの果実と果汁と花と皮と葉で顔のイラストが描かれています。髭っぽい部分があってちょっとコミカル。
[スタイル] ラガー[副原料] ライム
*ナイトロ・ココナッツポーター
限定ビール
荒波を漂うココナッツ&プシュッと吹き出すナイトロ(窒素)感。
[スタイル] ポーター[副原料] ココナッツ
*モザイク・ライト
限定ビール
文字(ブルワリー/ビール名/ホップの種類など)+タパ柄と思しきイラスト。シンプルイズベスト的なデザイン。
[スタイル] セッションIPA*SターンズIPA
限定ビール(サーフシリーズ 1/4)
イラストはモザイクライトと同系統。マウイラハイナのサーフスポット「Sターンズ=ポハクビーチ」沖の波をイメージ?
[スタイル] 濁りIPA以上、マウイ・ブルーイング・カンパニーの缶ビールを360°方向からぐるぐる眺めてみました。ついパッケージ買いしたくなるマウイの缶ビール。お土産の参考にもどうぞ!
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